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【映画の概要】

　この作品は、2002年に公開されたフランス・オーストリア映画。異常な性癖を持つ女と、それを知らずに彼女を愛してしまった年下の男。やが二人は倒錯の世界で結ばれ！？『隠された記憶』、『愛、アムール』のミヒャエル・ハネケ監督が描く、衝撃のラブ・ストーリー！主演は『間奏曲はパリで』のイザベル・ユペール、『引き裂かれた女』のブノワ・マジメル。2001年カンヌ国際映画祭、グランプリ、最優秀主演女優賞、最優秀主演男優賞受賞作品。

 
 
 

 
 
 

【映画のあらすじ】

「愛してる、臆病になるな。」by ワルター・クレメール

　エリカ・コユット（イザベル・ユペール）39歳、性別：女性、職業：ピアノ教師。彼女はこの年齢になった今でも、全てを母親（アニー・ジラルド）にコントロールされながら暮らしている。生活ぶりは真面目で、鉄仮面を被ったように表情も変えない。その反面、彼女は異常な性癖を持っており、覗きやマゾヒズムといった倒錯の世界で欲求不満を解消していた。
 
　そんなある日、エリカはワルター（ブノワ・マジメル）という学生に出会う。彼はエリカに惹かれ、熱視線を送り続ける。男性経験のないエリカは、ワルターの気持ちを知りながらも彼を拒み続けた。しかし、彼はエリカを求めて彼女の勤める音楽学院を受験し、見事に難関を突破するワルター。
 
　それでも彼に対するエリカの態度は厳格なままだった。その一方、ワルターと女子生徒の交友を見て、嫉妬心を抱く自分に冷静さを失いつつあった。そんなある日、化粧室にいたエリカの唇を強引に奪うワルター。これにより暴発した彼女は、マゾヒストとしての欲求を満たそうとした。この要求に我を失ったワルターは、エリカを侮辱し走り去っていく。自らの行動に後悔するエリカ。ところが…！？
 
 
 

【動画の解説や感想など】

　ミスター・カンヌ国際映画祭＝ミヒャエル・ハネケ。何と彼はパルム・ドール(２回)、グランプリ(１回)、監督賞(１回)を獲得している。また、本作で最優秀女優賞を受賞したイザベル・ユペールは、第62回カンヌ国際映画祭で審査委員長を務め、ミヒャエル・ハネケ監督の『白いリボン』にパルム・ドールを授与している。このサイトにもパルム・ドール受賞作『愛、アムール』があるから観てみて！
 
 
 

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【監督】

　ミヒャエル・ハネケ
 

【出演俳優】

　イザベル・ユペール
　ブノワ・マジメル
　アニー・ジラルド
　アンナ・ジーガレヴィッチ
　スザンネ・ローター
　ウド・ザメル
 
 
 

【動画配信サイト紹介】

★ピアニスト★【gomovies】
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